【技術向上・伝承へ】大阪府左官工業組合ら 左官1級技能士を対象にフォローアップ講習会を開催 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

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【技術向上・伝承へ】大阪府左官工業組合ら 左官1級技能士を対象にフォローアップ講習会を開催

 大阪府左官工業組合(邑智保則理事長)と大阪府職業能力開発協会は2月29日、大阪市の建団連会館で左官1級技能士を対象とするフォローアップ講習会を開いた。16人が参加し、浪花組の竹内紀雄工事長(厚生労働省ものづくりマイスター)の手ほどきで1日をかけて擬板・擬木工法の技術を学んだ。
 講習会は左官1級技能士の技術向上や技能の伝承を目的として実施したもの。
 邑智理事長と同協会の林田和也技能検定部長のあいさつ後、竹内工事長が工法の内容を説明し、午前中は下地塗りを実習、午後からは仕上げ塗りの作業を体験した。

邑智理事長

 擬木工法は左官材料のセメントや砂、顔料を使って自然の樹木状にする仕上げで、公園などのベンチや橋、門柱などに使われている。
 擬板工法も木目をつけて木の板に似せて仕上げるもので、屋外の塀や建物の腰壁などに多く用いられる。
 
 
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