【出前講座】学生103人が5業種を体験! 関西の専門工事4団体がものづくりの面白さ、かっこよさ伝える | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【出前講座】学生103人が5業種を体験! 関西の専門工事4団体がものづくりの面白さ、かっこよさ伝える

 関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)と近畿建設躯体工業協同組合(山本正憲理事長)、大阪府左官工業組合(邑智保則理事長)、関西圧接業協同組合(濱野功理事長)は10月31日、大阪府枚方市の府立北大阪高等職業技術専門校で合同出前講座を開いた=写真。大阪府立西野田工科高校の建築都市工学系の生徒68人と修成建設専門学校の専科の生徒35人が参加し、専門工事の5職種(とび、鉄筋、型枠大工、左官、圧接)の仕事を体験した。
 冒頭、視察に訪れていた国土交通省土地・建設産業局建設市場整備課の高田龍専門工事業・建設関連業振興室長が「安全には十分気をつけて、ものづくりの面白さや格好良さを感じてほしい」とあいさつし、建設業振興基金の内田俊一理事長も「いま基金が一番力を入れているのは、全国の若い人たちに建設業の魅力を知ってもらうこと。短い時間だが楽しんでください」と激励した。
 生徒は5班に分かれてローテーションで各職種の作業を体験した。熟練した講師のあざやかな実演や指導を受けながら、高校生でも取得可能な3級技能士資格検定モデルを対象とする作業を楽しんでいた。
 出前講座は各組合がそれぞれ学校に出向いて実施するケースが多いが、この講座は4団体が協力し、学校側に来てもらう方式としたことで専門工事業を体系的に理解しやすくしている。

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