大阪府左官工業組合(邑智保則理事長)は22日、大阪市の大阪ベイタワーで第4回上方左官まつりを開いた。家族連れなど多くの一般者が会場を訪れ、光る泥団子づくりや塗り壁体験などを楽しんだ。
開会式で邑智理事長は、「左官の組合が単独でこうしたイベントを開いているのは大阪だけとなっているが、左官屋を一般の方にアピールする絶好の機会となる。安全に注意しながら、体験などを通じて左官の良さと楽しさを伝えてもらいたい」と述べた。
光る泥団子や手形づくりのコーナーは朝から盛況で、子どもたちが組合員の優しい指導を受けながら製作に熱中。若手職人による壁塗競技会では、スムーズな手さばきと美しい仕上がりで伝統技能の素晴らしさを実感していた。