【地域に根ざしたまちづくりを!】北海道建設部が「2018年度赤レンガ建築賞」を発表 表彰式は1月30日 | 建設通信新聞Digital

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【地域に根ざしたまちづくりを!】北海道建設部が「2018年度赤レンガ建築賞」を発表 表彰式は1月30日

 北海道建設部は、2018年度北海道赤レンガ建築賞を発表した。建築賞に「上士幌町生涯学習センターわっか」(建築主・上士幌町)、奨励賞に「白糠町立庶路学園/白糠町認定こども園庶路こども園」(白糠町)を選んだ。表彰式は30日に札幌市の道庁赤れんが庁舎で開く。

上士幌町生涯学習センターわっか(撮影者:酒井広司)

 同賞は建築文化の向上や地域に根ざしたまちづくりの推進を目的として、北海道と建築関連5団体が主催している。
 上士幌町生涯学習センターは、17年6月27日に完成した。規模は木造一部RC造2階建て延べ4122㎡で、萩原建設工業・川田工業・橘内建設・米倉建設JVのほか3JVの計11社が施工、アトリエブンクなど3者が設計を担当した。町内の老朽化施設を集約し、町民のふれあいの場となっている点が評価された。
 奨励賞の庶路学園/庶路こども園の規模は、RC一部SRC・S造3階建て延べ9270㎡。18年2月28日に完成した。アトリエアクが設計、山根土建・葵建設・宮脇土建JVなど4JVの計12社が施工を手掛けた。非対称の建築デザインや、防災拠点としての機能を兼ね備えていることが受賞のポイントとなった。

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