【日本の災害対応力】世界に「獅子奮迅の活躍」示す 18者に感謝状 近畿整備局 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【日本の災害対応力】世界に「獅子奮迅の活躍」示す 18者に感謝状 近畿整備局

 近畿地方整備局は、2018年7月豪雨や台風21号で対応に当たった企業・団体に感謝状を贈った。22日に大阪市の大阪合同庁舎で黒川純一良局長から18者に感謝状が贈呈された。
 趣旨説明と感謝状贈呈の後、黒川局長は「台風21号で浸水した関西国際空港では危険な状況の中、獅子奮迅の活躍を見せてくれた。あれだけ短い時間で復旧できたことは皆さんのおかげであり、日本の災害対応力を世界に示すことができた。災害対応は府県や国など発注者だけではできない。最前線で作業した現場の皆さんに感謝する。地域の強靱化や2025年万博に向けた新しい取り組みが始まるが、これからもわれわれと一緒に汗を流してほしい」とあいさつした。
 受賞者を代表し、日本ハイウエイ・サービスの南野篤史執行役員大阪支店長は「異常気象が続いている最近の状況を見ると、毎年のように形を変えて災害が襲ってくると感じる。施工体制の充実と人員の確保に努め、いざという時に十分な人員を派遣できるよう準備したい。災害はいつ起きるかわからないことを念頭において準備体制を強化しなければならない」と述べた。
 表彰された企業・団体は次のとおり。
 ▽日本エレクトロニックシステムズ▽建設電気技術協会▽ケーネス▽東山管理センター▽浅巻建設▽今村工業▽金下建設▽川嶋建設▽平野組▽北建設工業▽日本ハイウエイ・サービス大阪支店▽藤平組▽谷川組▽小阪組▽中井組▽坂川建設▽日本ロード・メンテナンス▽港通船運輸。

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