【キャタピラージャパン】次世代油圧ショベル専用キット「Catコマンド」で普段使いの建機が防災対応 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【キャタピラージャパン】次世代油圧ショベル専用キット「Catコマンド」で普段使いの建機が防災対応

 キャタピラージャパンは、年内に災害対応の迅速化に貢献する次世代油圧ショベル用のリモートコントロール・キット「Cat Command(Catコマンド)」を発売する。
 Catコマンドは、次世代油圧ショベルCat320/323に専用のキットを後付けすることが可能。平常時は日々の現場で稼働させながら、災害時にCatコマンド仕様に切り替えるだけで迅速に災害支援に向かうことができる点が特徴となる。
 最大で400mも離れた場所から遠隔で操作できるリモートコントロールによって、災害時に人が立ち入ることができない危険エリアでの作業が可能になるだけでなく、電子制御によるブームアシストやスイングアシストにより、転倒や接触といった2次災害も防止できる。
 Catコマンドの導入によって、次世代油圧ショベルが「普段使いの防災建機」という新たな役割を担う。自然災害の激甚化が懸念される中、災害対応の迅速化を強力に後押しする。
 また、同社は2017年10月に発売した次世代油圧ショベルに、シンプル機能と燃費性能を兼ね備えた330GCと、最先端のIVTテクノロジーを標準搭載した330という30tクラスの2つのモデルを投入すると発表した。

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