【つまずきを配慮したソール設計】ミズノ初のJIS規格認定安全靴発売 | 建設通信新聞Digital

6月12日 木曜日

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【つまずきを配慮したソール設計】ミズノ初のJIS規格認定安全靴発売


 ミズノは20日から、主に製造業や建設業の現場作業者向けに、同社初となるJIS規格認定安全靴「MIGHTY LINE(マイティ ライン)CU11L」を発売する=写真。スポーツの知見を生かし、耐久性と快適な履き心地を両立したほか、つまずきに配慮したソール設計で、現場作業者の労働環境改善をサポートしていく。

 重量物を扱う現場では耐久性に優れるJIS規格の安全靴を履いて作業するのが一般的だが、一日中快適に作業するためには足当たりの良さやクッション性が求められる。今回ミズノが投入する安全靴は、これまで展開するワークシューズと同様に足なじみの良い天然皮革をアッパーに採用した。

 かかと部分には、クッション性を高めるセル構造を搭載したミッドソールを使い、インソールには柔らかさと反発性を兼ね備えるミズノ独自素材の「ミズノエナジーインソール」を配し、はき心地を追求した。

 労働災害の中で最も多いとされる「転倒」は、近年の従業員の高齢化も影響して大きな問題となっている。過去のワークシューズでも実績のある六角形のソールパターンにすることで高い耐滑性を実現し、つま先を高くしたソール設計でつまずきを防ぐ。

 同製品は、JIS T8101普通作業用S種を認定済み。ブラック1色展開で、ミズノ公式オンライン販売価格は1万4080円(税込み)。

 

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