【小松ウオール工業】大阪ショールームが誕生 見て 触って 感じて "驚きと感激"与える体感型 | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【小松ウオール工業】大阪ショールームが誕生 見て 触って 感じて “驚きと感激”与える体感型

 小松ウオール工業の大阪ショールームが、大阪市場開発部、大阪支店、大阪第一支店、大阪第二営業所が事務所を構える土佐堀ダイビル(大阪市西区)の2階に誕生した。同社が手掛ける最新型、定番商材を、幅広く展示している。実際に可動させたり、遮音性能を確認できる「体感型」がウリだ。
 このショールームでは、約390㎡の空間に「小松ランニング120D」「マイティ-80WG」「マイティスマートレール」「スライド点検扉(アクトウォール)」など、高い遮音性を誇る製品のほか、学校用間仕切、吊り戸などの商材を、学校やカジュアル・エグゼクティブオフィス、病院などシーンに応じて展示している。

最新型から定番まで、390平米の空間にシーンに応じた商材を展示、建物や部屋に合った使い方を提案している

 貴志徹関西・中京ブロック長は「これまで同じビルの3階にいくつかの商品を展示するスペースは設けていたが手狭で、本格的な体験型スペースがほしかった。オフィス増床のため2階フロアを借りることになったのだが、それに合わせてショールームをつくることになった」と、整備したきっかけを話す。
 ショールームでは一般的な商品との比較に重点を置き、建物や部屋に応じた使い方を提案している。また、可動式のパーティションの内部構造を見ることができるのも特徴だ。来場者の主なターゲットは設計事務所やゼネコン、建材・事務機器メーカー、内装業者らだが、岡本裕介大阪市場開発部長は「いまの小松ウオールを見ていただける画期的なスペース。クライアントにもぜひ体感してほしい」と話す。

実際に動かすことができる可動式 パーティション

 小松ウオール工業内部の社員研修の場、リクルート活動の場としても、このショールームを活用する考えだ。森田寛之大阪第一支店長は「商品にどれだけ優れた性能を持たせても、カタログではなかなか実感がわかない。若い社員が実際に商品に触れることで、自分たちの会社の商品をよく理解し、営業活動につなげていってほしい」という。また、貴志ブロック長は「来期からになるが、学生向けの会社説明にも非常に有効になるだろう。実際の商品を触ってもらえるため、理解してもらいやすいのではないか」と話す。

内部構造を説明する森田支店長

 ショールームには大阪第一支店のオフィスも併設する。貴志ブロック長は「弊社の大阪オフィスで初めてフリーアドレスを設置した。ドアはなくガラスパーティションで一部を仕切っているだけだが、外に声や物音も漏れないようレイアウト設計を行った。遮音性のある空間を実感していただける」と胸を張る。
 来場者はオープンした11月1日から1カ月弱で100人を超えた。森田支店長は「何度も来ていただくため、定期的に展示内容を変化させていきたい。今後はお客さまの要望に応じて作成した試作品の展示も考えている」と話す。貴志ブロック長は「たくさん来ていただくことも大事だが、商品をしっかり説明できる空間づくりに努める。大型モニターやちょっとしたステージもあるので、お客さまには研修会の場としても利用していただきたい。小松ウオールの商品でこういったことができるということを実際に見て、触って、感じてもらい、お客さまの引き出しを増やしたいという思いから、大規模なショールームを整備することになった。驚きと感激を与えたい」と意気込みを語る。
 所在地は大阪市西区土佐堀2-2-4土佐堀ダイビル2階。見学は要事前予約(電話:06-6447-9261または06-6447-0421)。

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