丸紅は、米国でAI (人工知能) ・機械学習に基づく水道管の劣化予測サービスソフトウェア・サービスを展開するフラクタと、英国で上下水道サービスなどを展開するノーサンブリアンウォーターグループ (NWG)と共同で、水道管劣化予測ソフトウェア開発の実証実験を実施する。 2019年中の英国向けソフトウェア開発を目指す。
今回、両社は、NWGが保有する総延長約2万6000㎞の上水管網データと過去の上水管破損データを提供する契約を結んだ。各種データの収集・分析を通じ、英国向けソフトウェア開発を進める。
フラクタのソフトウェアとサービスは、水道管の過去の破損データや配管素材・使用年数と、土壌・気候・人口などの地理的データを組み合わせ、水道管の破損確率や交換順序を導き出せる。