【丸紅・フラクタ・NWG】AIで水道管劣化予測! ソフトウェア開発に向けた実証実験開始へ | 建設通信新聞Digital

6月1日 日曜日

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【丸紅・フラクタ・NWG】AIで水道管劣化予測! ソフトウェア開発に向けた実証実験開始へ

 丸紅は、米国でAI (人工知能) ・機械学習に基づく水道管の劣化予測サービスソフトウェア・サービスを展開するフラクタと、英国で上下水道サービスなどを展開するノーサンブリアンウォーターグループ (NWG)と共同で、水道管劣化予測ソフトウェア開発の実証実験を実施する。 2019年中の英国向けソフトウェア開発を目指す。

フラクタのソフトウェアイメージ

 丸紅とフラクタは、欧州における上水管網の劣化を予測するソフトウェアと関連サービスの販売を目的に、1月にパートナーシップ契約を結んだ。
 今回、両社は、NWGが保有する総延長約2万6000㎞の上水管網データと過去の上水管破損データを提供する契約を結んだ。各種データの収集・分析を通じ、英国向けソフトウェア開発を進める。
 フラクタのソフトウェアとサービスは、水道管の過去の破損データや配管素材・使用年数と、土壌・気候・人口などの地理的データを組み合わせ、水道管の破損確率や交換順序を導き出せる。

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