【日本建設業連合会北海道支部】けんせつ小町現場見学会を開催 女性就業者が永続的に活躍するには? | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

公式ブログ

【日本建設業連合会北海道支部】けんせつ小町現場見学会を開催 女性就業者が永続的に活躍するには?

 日本建設業連合会北海道支部(平島信一支部長)は17日、東急建設・宮坂建設工業・廣野組・玉川組JVが施工を担当している北海道新幹線朝里トンネル他工事現場で「けんせつ小町現場見学会」を開いた。当日はけんせつ小町、建設どさん娘の会の会員と合わせ約40人が参加した。
 冒頭、木下勲広報委員長は 「女性就業者が永続的に活躍するため、企業の取り組みに任せるだけでなく、建設業全体でレベルアップする必要がある。本日を機会に女性同士の情報交換の場として働きやすい環境づくりへの情報を皆さんから発信し、有意義な時間にしてほしい」とあいさつした。
 現場詰所で鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局の橋本浩市小樽鉄道建設所長から事業概要の説明を受けた後、一行は斜坑口からトンネルに入り、220mの斜坑を下った先の本坑内でズリ出し、1次インバートの作業などを見学し、あらためて現場のスケールを体感した。
 見学後、参加者は「斜坑から本坑施工の流れは」「避難訓練など安全面に対する取り組みは」などと質問し、JVの小林敬一所長がそれぞれに丁寧に説明した。
 朝里トンネルは、小樽市内で建設が進められている延長4325mの現場。2017年2月に着工し、23年9月の完成を予定している。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら