【偕楽園・歴史館エリア】観光魅力向上構想 星野リゾートが千波湖に円形の橋「MitoLink」を提案 | 建設通信新聞Digital

11月1日 金曜日

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【偕楽園・歴史館エリア】観光魅力向上構想 星野リゾートが千波湖に円形の橋「MitoLink」を提案

 茨城県は22日、公募型プロポーザルを経て星野リゾート(長野県軽井沢町)に10月末まで策定業務を委託した「偕楽園・歴史館エリア観光魅力向上構想」を発表した。同社は、水戸市にある偕楽園と歴史館、偕楽園拡張部、千波湖畔の3エリアが分断された課題などを解消するため、千波湖西側に1周1.5㎞の円形ブリッジ「MitoLink」を設けることなど提案している。大井川和彦知事は「引き続き星野リゾートの協力を得ながら、関係者などとともにエリアの具体的な観光魅力向上策を検討する」とコメントしている。

MitoLinkのイメージ

 同社が提案したMitoLinkは、茨城の食材を堪能できるカフェやレストラン、伝統工芸体験を楽しめるギャラリー併設の土産物屋、ブルワリー・バー、観光情報センター、ランニング・サイクリングステーションなどで構成する観光拠点施設「MitoMix」と、湖を望むホテルを包摂したデザインとなっている。
 一方、水戸市は千波湖周辺の千波公園への民間活力導入に向け、9月に実施したマーケットサウンディング調査の結果と県が星野リゾートに委託した結果を踏まえ、19年度中に公募指針を作成する予定だ。20年度には事業者を公募・決定する。

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