宮崎県は、「陸上競技場建設及び山之口運動公園整備に係る基本設計等業務」の公募型プロポーザルで特定・契約した佐藤総合計画・益田設計事務所JVの提案書と審査講評を公表した。
同JVは、「感動を包み込むランドマークスタジアム」を提案。陸上競技場のメインスタンドの屋根は、周囲の街並みと調和し包み込むような形状とする。屋根架構をS造、柱をSRC造、それ以外の下部構造をRC造とし、合理的な架構計画で躯体費を縮減する。全施設の中心にある空間は「みんなの広場」と位置づけ、公園全体の活気を凝縮したにぎわい空間とする。
審査講評では、特徴的な屋根形状について「これまでにない形状の提案であり、そのチャレンジする姿勢は評価に値する」と評価した。
業務は、2026年開催の国民体育大会・全国障害者スポーツ大会に向けて山之口運動公園に建設する県陸上競技場の基本・実施設計と公園の整備基本設計を担当する。履行期限は21年3月25日。契約金額は2億0466万円(税込み)。
公式ブログ
【宮崎県・陸上競技場設計】佐藤総合・益田設計事務所JVの「屋根が特徴的な」提案公開!
[ 2019-04-20 ]