横浜市は、DB(設計施工一括)方式を採用する「保土ケ谷工場(仮称)改築工事」を総合評価一般競争入札した結果、三菱重工環境・化学エンジニアリングを代表とするJVを落札者に決め、744億5680万円(税込み)で仮契約した。構成員は大林組、フジタ、馬淵建設、大洋建設、梓設計。同JVは、将来のごみ質・ごみ量の変動に幅広く対応できる焼却設備や、脱炭素社会の実現に向けた国内最高の高効率ごみ発電設備などを提案した。
2JVが入札参加申請書を提出したが、日立造船を代表とするJVは辞退した。
同工事では、既存工場を解体し、ごみ焼却施設(日量処理能力350t×3炉)を建設する。処理方式は全連続ストーカ式(廃熱ボイラー付き)。
概要は既存焼却工場解体・撤去工事、焼却工場建設工事、設計業務各一式。工期は2031年3月31日まで。工事場所は保土ケ谷区狩場町295-2。