【未来ビジョン策定へ】水戸のまちなか大通り等魅力向上検討協議会 第1回全体会議を開催 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

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【未来ビジョン策定へ】水戸のまちなか大通り等魅力向上検討協議会 第1回全体会議を開催

 産官学の関係者らで構成する「水戸のまちなか大通り等魅力向上検討協議会」(会長・金利昭茨城大工学部都市システム工学科教授)は10日、水戸市の水戸芸術館会議場で第1回全体会議を開いた。JR水戸駅北口の中心市街地を貫く国道50号沿道などの魅力向上を図るため、2021年度に未来ビジョンを策定する予定だ。

 協議会は、水戸市や関東地方整備局常陸河川国道事務所、茨城県、都市再生推進法人「まちみとラボ」(三上靖彦代表取締役)、泉町1丁目北地区市街地再開発組合(大澤栄次理事長)、水戸駅前三の丸地区市街地再開発組合(林昌鍋理事長)、水戸商工会議所、横須賀満夫建築設計事務所、JR東日本水戸支社、常陽銀行などで構成。まちみとラボが事務局を務めている。

 対象エリアは、市中心市街地活性化基本計画における都市中枢ゾーン約157ha。未来ビジョンには、大通りや裏通りを単なる道路から居心地の良い場に転換させる具体的な取り組みを盛り込む考え。

 20年度は、シンポジウムの開催、未来ビジョン素案作成などを予定。21年度は南町エリア、泉町エリアで社会実験などを実施した上で同ビジョンをまとめる。

 22年度以降は20年代に南町エリアのリニューアルと大通空間再編、30年前後に泉町エリアのリニューアルと大通空間再編、30年代に駅前エリアのリニューアルと全面の大通空間再編、新たな公共交通の導入などを見込む。30年と40年には同ビジョンを見直す。
 協議会は9月中にもコンサルタント業務委託の指名競争入札を実施する予定だ。

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