【可能性を検証】建設技術研究所 次世代モビリティーによる移動支援を奈良公園で実証実験 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【可能性を検証】建設技術研究所 次世代モビリティーによる移動支援を奈良公園で実証実験

 建設技術研究所は、奈良市の奈良公園利用者の周遊性向上を目指して、次世代型パーソナルモビリティーによる移動支援サービスを24日から28日まで試験的に提供する。

次世代電動車いす(左)と自動運転1人乗りロボ


 奈良県が事業者募集した「モビリティによる公園利用者の周遊性向上に資する社会実験(奈良公園魅力向上事業)」に、同社が企画提案し採択されたもので、実証実験では、同公園内を誰もが快適に回遊できるようにするため、ZMPとWHILLの2社の協力のもと、自動運転1人乗りロボ「MP・ラクロ」と次世代電動車いす「WHILL・model C」の2種類の次世代型パーソナルモビリティーによる移動支援サービスを実施。広大な敷地内に名所が点在する同公園での2次交通としてのモビリティーの可能性を検証する。

 期間中の実験時間は午前10時から午後4時まで。誰でも無料で利用できる。実験実施ルートは、MP・ラクロによる「大仏殿前駐車場~二月堂付近」ルート(0.7㎞・所要時間約15分)と、WHILL・model Cによる「奈良公園バスターミナル~若草山付近」ルート(1.5㎞・約30分)となる。



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