【本巣市新庁舎基本設計案を公表、21年度内に造成着手】岐阜県本巣市 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【本巣市新庁舎基本設計案を公表、21年度内に造成着手】岐阜県本巣市

 岐阜県本巣市は、新庁舎の基本設計案を公表した。規模はS造3階建て延べ7500㎡。「自然と共生し、まち、ひと、くらしをつなぐ交流の場」をコンセプトに、自然や人との交流の場である里山のような庁舎を計画する。


持続可能な庁舎に



 建設地は早野字春日浦地内の敷地約3万㎡。8月16日まで意見を募集した後、成案化する。庁舎建設基本計画策定及び基本設計業務は安井建築設計事務所が担当。
 実施設計も同者と随意契約する予定だ。2022年度の初めごろまでにまとめる。

 21年度中に造成工事を着工する予定。建築工事は造成の進捗に合わせて着手する。23年度末の完成を目指す。

 案によると、北側の敷地に庁舎を配置して来庁者の利便性に配慮した必要機能を集約し、南側に駐車場を設置する。浸水対策として敷地を盛り土整備し、雨水の流出抑制のための開放型調整池を整備する。外観には「木」や「緑」を取り入れ、景観と調和したデザインにする。

 省エネ・創エネを合わせて75%以上の一次エネルギーを削減するNearly ZEB(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)庁舎とし、自然と共生する持続可能な庁舎を目指す。



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