周辺の都市開発に伴う学童数の増加に対応するため、10年間の暫定施設として建設し、2018年に竣工した。
暫定施設のため、経済性や解体の容易さを重視するとともに、環境にも配慮した工法、材料を選定した。躯体は鉄骨ブレース構造とし、セメント系外壁材などのリサイクルが可能な材料を使っている。内外装には乾式工法を採用した。
良好な環境を創出するため、国道側に屋内体育館を配置し、そのボリュームで騒音を軽減している。普通教室は学級編成や多目的な授業に柔軟に対応できるように配置し、教室と廊下の仕切りは掲示機能を備えた木製可動パーティションとした。
規模はS造4階建て延べ7968㎡。
設計はみかんぐみ、建築施工は渡辺組・根本建設・昭和建設JVが担当した。所在地は西区高島1-2-3。