東京都八王子市が「八王子市中心市街地活性化基本計画(2期)」が内閣総理大臣の認定を受けた。計画期間はことし4月1日から2028年3月31日まで。これにより、市は国の支援措置などを活用しつつ、中心市街地を活性化する。認定日は3月17日。
同計画には、市がPFIのBTO(建設・譲渡・運営)方式で進めている「八王子駅南口集いの拠点整備・運営事業」が含まれている。
同事業では、八王子医療刑務所跡地に公園や広場のほか、蔵書数5万冊以上の図書館、交流スペース、ミュージアムなどの施設が一体となった拠点を整備する。民営のレストラン設置なども視野に入れている。計画用地は子安町3と緑町の各地内。敷地面積は5万2047㎡。
事業者はSPC(特別目的会社)の八王子ミライテラスパートナーズ。代表は大和リース、構成員は梓設計、熊谷組、三恵建設、乃村工藝社、ハリマビステム、エイト、図書館流通センター、NPO法人のエヌピーオーバースで、協力企業として大日本印刷、高野ランドスケーププランニング、ランドスケープ・プラスが参画している。6日に180億5170万円(税込み)で契約している。
23年度から既存施設の解体、基本・実施設計を進める。24・25年度に施設建設と公園整備を行い、26年10月の供用を目指す。