新潟県建築士会(川ノ口信一会長)と古町6番町商店街振興組合は8日、新潟市の中心市街地にある歴史的建造物を巡る「ぶらり、古町界隈の建築探訪!」を開いた。30度を超える炎天下にもかかわらず、同会会員のほか、地域住民や学生らが多数参加。建築を通して、建築士と一般市民が交流を深めていた=写真。
古町に現存する歴史的建造物を活用し、同地域の歴史や建築の魅力などを発信するのが狙い。
出発式であいさつした川ノ口会長は、熱中症を始めとする体調管理に注意を呼び掛けた上で、「遊び心を持って、歴史的建造物を楽しんでください」と伝え、送り出した。
参加者は5班に分かれ、同会会員の先導の下、▽花街(川辰仲など)▽本覚寺▽西大畑(旧齋藤家別邸、新潟カトリック教会)--の3コースを巡った。
新潟県建築士会は建築士の仕事を広く理解してもらうため、「建築士の日記念事業」に合わせて、毎年イベントを実施。今回は古町の歴史的建造物を紹介するマップも別途作成している。
公式ブログ
【地域の魅力発信】新潟士会の「ぶらり、古町界隈の建築探訪!」盛況 建築士と市民交流
[ 2017-07-16 ]