清水建設は、同社公式ユーチューブチャンネルに「首里城正殿 再建への歩み-Shurijo Castle Reconstruction Works-」と題した動画をアップロードした。再建への歩みを追う連載企画として、今後も2カ月に1回程度のペースで新動画を公開していく。

　今回公開した動画は2本。1本目は、使用される木材の加工が2月16日に始まった様子や全国から職人が集まり、再建に向けた一大プロジェクトが幕を開ける様子を収めた。2本目の動画は再建中の正殿を雨風から守る「素屋根」ができあがりつつある様子や木材倉庫で宮大工が木材加工を進めていく様子などを紹介している。

　正殿完成まで長い時間がかかることから、国と沖縄県は、「見せる復興」に取り組んでいる。清水建設は動画の公開を通じてこうした取り組みに寄与する。

　沖縄総合事務局発注の「首里城正殿復元整備工事」は清水建設・國場組・大米建設JVが受注している。設計は国建が担当。2026年秋の完成を予定する。工事場所は那覇市首里当蔵町3-1の国営沖縄記念公園首里城地区。

　

【公式ブログ】ほかの記事はこちらから

建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら