【JR東日本、京急の品川駅街区】北16.5万㎡と南a20.1万㎡、26年3月着工 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【JR東日本、京急の品川駅街区】北16.5万㎡と南a20.1万㎡、26年3月着工

素案時点での外観イメージ


 JR東日本と京浜急行電鉄がJR品川駅で計画する「(仮称)品川駅街区地区北街区新築計画」「同南街区(南-a)新築計画」の建築プランがまとまった。北街区は2026年3月上旬着工、31年3月下旬の完成を目指す。南街区の高層ビルは26年3月下旬の着工、37年3月下旬の完成を目指す。北街区の建築主はJR東日本で、設計はJR東日本東京建設プロジェクトマネジメントオフィスが担当、南街区(南-a)の建築主は京浜急行電鉄、設計は日建設計が担当している。いずれも施工者は未定となっている。

 北街区に整備する施設の規模は、S一部SRC造地下3階地上28階建て延べ16万5000㎡。事務所、店舗、駅施設、駐車場などで構成する。

 南街区(南-a)の施設規模はS一部SRC造地下2階地上28階建て延べ20万1000㎡で、事務所、店舗、宿泊施設、集会場、駅施設、駐車場などで構成する。高さはいずれも150m。

 北街区の敷地面積は1万4700㎡、1万1000㎡を建築面積に充てる。南街区(南-a)の敷地面積は1万7300㎡、1万4800㎡を建築面積に充てる。

 建設地は東京都港区港南2、高輪3ほか。

 基本設計は、北街区がJR東日本建築設計・日本設計・日建設計JV、南街区は日建設計が担当した。

 南街区には延べ約8300㎡の中高層ビルの建設も計画している。

 京急品川駅の地平化に合わせ、既存の東西(中央)自由通路を西側に延伸するとともに、北側と南側それぞれで駅西側につながる通路を整備するなど、デッキレベルでの歩行者ネットワークを拡充する。

 国道15号上空を活用して整備される次世代型交通ターミナルや、にぎわい広場との連携に配慮する。環状第4号線との交差部接続動線を設けるほか、人工地盤上に駅広場を設置する。

 

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