大阪市は、「令和6年度淡路駅エリア・十三駅エリアのエリア計画策定に向けた検討調査業務」の公募型プロポーザルを実施した結果、日本設計を特定した。プロポーザルには同者のほか、パシフィックコンサルタンツ・日建設計・中央復建コンサルタンツJVが参加した。
業務内容は、淡路駅エリア計画の作成、柴島浄水場開発用地・鉄道高架下開発用地の活用に関する事業採算性のケーススタディー、都市計画変更の基礎資料作成、3D都市モデルの更新。十三駅エリア計画の作成、先行事例の整理や有識者への意見聴取、会議運営補助。業務期間は2025年3月21日まで。
新大阪駅周辺地域ではリニア中央新幹線の開業を見据えて、世界有数の広域交通ターミナルのまちづくりに向けた取り組みを進めている。同地域のうち、今回の業務対象となる淡路駅や十三駅の周辺エリアでは、柴島浄水場のダウンサイジングや阪急京都線・千里線連続立体交差事業といった関連事業が進捗(しんちょく)し、新大阪連絡線・なにわ筋連絡線の駅位置の方向性を踏まえてエリア計画の検討を進めることとしている。