プロロジスは、埼玉県行田市に最大延べ12万㎡の特定企業専用(BTS型)物流施設の建設を決めた。2026年春の着工、27年秋の竣工を目指す。
計画地は、同市若小玉の行田富士見工業団地拡張地区内で、敷地面積は約6万㎡。規模は2-4階建てで、最大延べ12万㎡としている。
関東全域・東北地方への広域配送拠点として、自動車、食品、飲料など幅広い業種の入居を想定している。入居企業の要望に応じて設計するため、化粧品やアルコール類などの保管が可能な危険物倉庫の併設や、ドックシェルター付き冷凍冷蔵倉庫、重量物に耐えられる床仕様、低床バースの採用、天井クレーンの設置、庫内空調の導入、ロボットなどの導入による省人化にも対応できる。
外構部分も、専用待機場や洗車場など入居企業の要望に合わせて設備を設けられるようにする。