福島県会津坂下町は、19日までに新庁舎の建設場所を「旧坂下厚生総合病院跡地」とすることを盛り込んだ基本的な指針を町議会で可決した。2025年度に、同跡地を前提とする基本計画策定に向けた支援業務を委託するほか、県厚生農業協同組合連合会(JA福島厚生連)と用地取得に向けた協議を始める。同年度下期までに基本計画を成案化して設計を委託する。27年度下期に着工し、29年度の開庁を目指している。25年度予算には業務委託費940万円を計上した。
坂下病院跡地は、町内で最も広い幅20mの坂下南幹線に面する優れたアクセスから防災拠点に適していることや、用地取得後早期に着工できる点などを選定理由に挙げている。
JA福島厚生連とは、逆水地域にある跡地約2.1haのうち、新庁舎建設に必要な用地約1haの取得位置などを協議する予定だ。
新庁舎の規模は、3階建て延べ4500㎡程度。概算事業費は、24年11月時点で浸水対策かさ上げ費用などを除き約41億3200万円(税込み、以下同)を見込み、設計や用地取得費を含む建設費が約37億8200万円、既存庁舎解体・関連経費は約3億5000万円と試算している。
今年度までの支援業務は、福島県建築設計協同組合に委託している。
坂下病院跡地は、町内で最も広い幅20mの坂下南幹線に面する優れたアクセスから防災拠点に適していることや、用地取得後早期に着工できる点などを選定理由に挙げている。
JA福島厚生連とは、逆水地域にある跡地約2.1haのうち、新庁舎建設に必要な用地約1haの取得位置などを協議する予定だ。
新庁舎の規模は、3階建て延べ4500㎡程度。概算事業費は、24年11月時点で浸水対策かさ上げ費用などを除き約41億3200万円(税込み、以下同)を見込み、設計や用地取得費を含む建設費が約37億8200万円、既存庁舎解体・関連経費は約3億5000万円と試算している。
今年度までの支援業務は、福島県建築設計協同組合に委託している。