大成建設は、東京都新宿区にある本社6階の社員食堂をリニューアルし、社員の「働きがい」「ウェルビーイング」の向上を実現する機能・空間とした。全国に拠点を構える同社の全ての従業員のためのコモンスペースとなる。食堂に限らず、さまざまなシーンで活用できる多機能空間とした。「ROCKai(ロッカイ)」という名称で1月に営業を開始。早速採用活動などにも活用しており、好評を得ているという。
ロッカイの機能と空間の構築は、同社が開発した心理学的効果と連携した新しいワークプレイス設計手法「ナッジデザイン」を国内で初適用し、創造性や生産性の向上を促す働きやすいワーキングスペースや会議室などに導入した。
企業理念や取り組みを一目で理解できるよう、同社の最新技術や関連する話題の展示コーナーを設置。グリーンインフラ推進の一環として、同社が連携協定を結ぶ山梨県小菅村の木材を使った。
本社勤務者だけでなく、支店や作業所勤務者も食事や打ち合わせ、休憩などに利用できるスベースを共有し、勤務者全体をつなぐハブ機能を備えている。
ランチタイムだけでなく、業務時間中でも休憩の合間などに焼きたてパンやいれたてのコーヒーなどが楽しめるカフェテリアを併設し、業務終了後には飲食を楽しむことができるパブを設けた。多くの社員が利用し、気軽でフラットなコミュニケーションが生まれることで、社員同士の交流をより深める場として機能する。
さらに事業継続計画(BCP)における災害対策本部としての機能を備え、壁面収納型の大型ディスプレーや非常用電源、低軌道衛星ブロードバンドインターネット「スターリンク」などの設備・サービスを導入した。
以前は北側と南側で切り離されていた空間だったが、フロアの一体化により開放的な空間に仕上げた。フロアは、▽GROUP WORK▽SOLO WORK▽EVENT▽PAIR QUICK▽LOUNGE▽MEETING--の六つのアクティビティー別に区分け。環境素材や再生材、自然素材を多様し、「環境」に力を入れる同社の姿勢をアピールする。
設計を担当した設計本部建築設計第二部の姉崎匠氏は、「全体の統一感を持たせるために細部までこだわった」と語る。さらに、「愛着を持てる場づくりを目指した」とし、その一環として、シュレッダーダストを主原料とするシュレッダータイルを参加希望者とともに制作しサインに活用。また、建築以外の要素も含めたトータルデザインを考慮するなど、社員参加型のプロジェクトとしてつくり上げた。
ロッカイの機能と空間の構築は、同社が開発した心理学的効果と連携した新しいワークプレイス設計手法「ナッジデザイン」を国内で初適用し、創造性や生産性の向上を促す働きやすいワーキングスペースや会議室などに導入した。
企業理念や取り組みを一目で理解できるよう、同社の最新技術や関連する話題の展示コーナーを設置。グリーンインフラ推進の一環として、同社が連携協定を結ぶ山梨県小菅村の木材を使った。
本社勤務者だけでなく、支店や作業所勤務者も食事や打ち合わせ、休憩などに利用できるスベースを共有し、勤務者全体をつなぐハブ機能を備えている。
ランチタイムだけでなく、業務時間中でも休憩の合間などに焼きたてパンやいれたてのコーヒーなどが楽しめるカフェテリアを併設し、業務終了後には飲食を楽しむことができるパブを設けた。多くの社員が利用し、気軽でフラットなコミュニケーションが生まれることで、社員同士の交流をより深める場として機能する。
さらに事業継続計画(BCP)における災害対策本部としての機能を備え、壁面収納型の大型ディスプレーや非常用電源、低軌道衛星ブロードバンドインターネット「スターリンク」などの設備・サービスを導入した。
以前は北側と南側で切り離されていた空間だったが、フロアの一体化により開放的な空間に仕上げた。フロアは、▽GROUP WORK▽SOLO WORK▽EVENT▽PAIR QUICK▽LOUNGE▽MEETING--の六つのアクティビティー別に区分け。環境素材や再生材、自然素材を多様し、「環境」に力を入れる同社の姿勢をアピールする。
設計を担当した設計本部建築設計第二部の姉崎匠氏は、「全体の統一感を持たせるために細部までこだわった」と語る。さらに、「愛着を持てる場づくりを目指した」とし、その一環として、シュレッダーダストを主原料とするシュレッダータイルを参加希望者とともに制作しサインに活用。また、建築以外の要素も含めたトータルデザインを考慮するなど、社員参加型のプロジェクトとしてつくり上げた。