千葉市/整備手法を検討/アルティーリ千葉新アリーナ計画/参加申込4月9日まで | 建設通信新聞Digital

5月22日 木曜日

関東・甲信越

千葉市/整備手法を検討/アルティーリ千葉新アリーナ計画/参加申込4月9日まで

 千葉市は、プロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」を運営するアルティーリ(同市、新居佳秀代表取締役CEO)が市内で建設する新アリーナの計画で、整備手法を検討する。民間企業の計画ではあるものの、負担付き寄付採納の要望があったことから、プロスポーツや興行だけでなく、市民が集まるスポーツ・文化の交流拠点としての整備検証、官民連携の導入などを検討する。
 関連して市は3月26日、「アルティーリ千葉新アリーナ整備手法等検討支援業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。質問は3月28日まで、参加申し込み書と企画提案書は4月9日まで受け付ける。同月中旬にプレゼンテーション審査を実施する。
 参加形態は単体かJV。
 業務内容はアルティーリが計画している新アリーナの事業計画の妥当性検討、経済波及効果や事業化スケジュールの整理、事業手法の検討、有識者ヒアリング、基本協定の締結支援など。委託上限額は2200万円(税込み)。履行期間は12月31日まで。
 アルティーリは、ヒューリックと共同で新アリーナの建設を計画している。建設地は県立幕張海浜公園Aブロック。現在、芝生広場があるエリアへのアリーナ建設を検討している。Bリーグが掲げる新B1リーグが発足される26-27シーズンでの新B1参入を目指しており、新B1の入会基準の一つに「ホームアリーナ要件の充足」があるため、収容人数5000人以上の新アリーナ建設を計画している。