東京都港湾局は、調布飛行場整備に向け、整備方針をまとめた。管制塔兼管理事務所や電源局舎、消防車庫をそれぞれ供用しながら、計画的に建て替える考えを示した。定期便格納庫や災害対応施設、利用者利便施設も整備する。
整備方針は、3月13日に開いた第3回の「調布飛行場整備検討会」で提示した。1996年に定めた整備方針・基本計画を踏襲することとし、災害対策、地球環境への配慮など情勢の変化を考慮する。
管制塔兼管理事務所は、飛行場が全体を見通せる十分な高さを確保する形で現事務所南側に再整備する考えとした。電源局舎と消防車庫は、管制塔の建て替え後に順次、現位置付近で更新する形で検討する。
定期便のさらなる安定就航を実現するため、格納庫も整備する。旅客取扱スポットに近い位置とし、飛行場内に格納庫を持っていない航空機使用事業者も自社格納庫を整備できるよう、空港用地を確保する方策も示した。
災害時に人命救助活動や衣料品などの緊急輸送物資の輸送基地となることも想定し、エアサイドとランドサイドの両方からアクセスが容易な場所に設ける方針とした。
利用者利便施設は、管理施設の再整備エリアの隣接地を想定する。島しょ・多摩地域の特産品を活用した飲食・物販機能の誘致が考えられるとした。
管制塔の建て替えによって、航空機の駐機場縮小が必要になる可能性があることから、改めて運用ルールを検討する見通し。
整備方針は、3月13日に開いた第3回の「調布飛行場整備検討会」で提示した。1996年に定めた整備方針・基本計画を踏襲することとし、災害対策、地球環境への配慮など情勢の変化を考慮する。
管制塔兼管理事務所は、飛行場が全体を見通せる十分な高さを確保する形で現事務所南側に再整備する考えとした。電源局舎と消防車庫は、管制塔の建て替え後に順次、現位置付近で更新する形で検討する。
定期便のさらなる安定就航を実現するため、格納庫も整備する。旅客取扱スポットに近い位置とし、飛行場内に格納庫を持っていない航空機使用事業者も自社格納庫を整備できるよう、空港用地を確保する方策も示した。
災害時に人命救助活動や衣料品などの緊急輸送物資の輸送基地となることも想定し、エアサイドとランドサイドの両方からアクセスが容易な場所に設ける方針とした。
利用者利便施設は、管理施設の再整備エリアの隣接地を想定する。島しょ・多摩地域の特産品を活用した飲食・物販機能の誘致が考えられるとした。
管制塔の建て替えによって、航空機の駐機場縮小が必要になる可能性があることから、改めて運用ルールを検討する見通し。