山口県立病院機構は、公募型プロポーザルの手続きを進めていた「山口県立総合医療センター施設整備設計業務」の審査結果を公表した。委託候補者には、佐藤総合計画・巽設計コンサルタントJVを特定した。近く契約する。委託費の上限は11億1300万円(税別)に設定している。
審査委員会(委員長・鵤心治山口大大学院創成科学研究科工学系学域感性デザイン分野教授)による審査講評では、特定者について、土地利用に関して地域のシンボルとなる玉祖(たまのおや)神社と西目山を結ぶ景観軸と小学校や周辺集落のまちづくり軸の交点に交流拠点を整備することで、地域住民などの健康まちづくりを視野に入れた活用による日常使いを提案し、災害時には防災広場からセンターへの動線計画やトリアージなどの連携イメージを明確に表現した具体的な内容で、建設地の周辺状況や地域特性などを十分に理解した提案だったことなどが評価された。
業務内容は、同センター施設整備工事の基本設計、実施設計等業務。履行期間は2027年9月末まで。
同事業は、新興感染症や県民の多様化・高度化する医療ニーズなどに対応し、将来にわたって県医療の中核的役割を果たしていくための機能強化のため、老朽化・狭あい化した施設を移転新築する。これまでに県が基本計画をまとめ公表している。
移転先は、防府市市大崎~佐野の広域防災広場の西側隣接地約11.5ha。新病院の規模は、7階建て(免震構造)の病院本館のほか、リニアック棟(耐震構造)、教育・研修棟(同)で構成する総延べ約6万7000㎡で計画されている。病床数は512床。
概算事業費は、約750億円を見込む。内訳は設計・監理約14億円、本体工事約526億円、地盤改良など約49億円、医療機器など67億円、関連施設工事約25億円、移転など約3億円、用地取得・造成約67億円。27年度中に本体工事に着手し、30年度の完成、開院を予定している。
審査委員会(委員長・鵤心治山口大大学院創成科学研究科工学系学域感性デザイン分野教授)による審査講評では、特定者について、土地利用に関して地域のシンボルとなる玉祖(たまのおや)神社と西目山を結ぶ景観軸と小学校や周辺集落のまちづくり軸の交点に交流拠点を整備することで、地域住民などの健康まちづくりを視野に入れた活用による日常使いを提案し、災害時には防災広場からセンターへの動線計画やトリアージなどの連携イメージを明確に表現した具体的な内容で、建設地の周辺状況や地域特性などを十分に理解した提案だったことなどが評価された。
業務内容は、同センター施設整備工事の基本設計、実施設計等業務。履行期間は2027年9月末まで。
同事業は、新興感染症や県民の多様化・高度化する医療ニーズなどに対応し、将来にわたって県医療の中核的役割を果たしていくための機能強化のため、老朽化・狭あい化した施設を移転新築する。これまでに県が基本計画をまとめ公表している。
移転先は、防府市市大崎~佐野の広域防災広場の西側隣接地約11.5ha。新病院の規模は、7階建て(免震構造)の病院本館のほか、リニアック棟(耐震構造)、教育・研修棟(同)で構成する総延べ約6万7000㎡で計画されている。病床数は512床。
概算事業費は、約750億円を見込む。内訳は設計・監理約14億円、本体工事約526億円、地盤改良など約49億円、医療機器など67億円、関連施設工事約25億円、移転など約3億円、用地取得・造成約67億円。27年度中に本体工事に着手し、30年度の完成、開院を予定している。