大阪府箕面市は１０日、「箕面市新市立病院整備基本・実施設計委託」の総合評価一般競争入札を公告した。参加申請書は５月２６日から６月６日まで、市立病院管理部新市立病院整備室で受け付ける。提案書と入札書は７月７日に総務部契約検査室で受け付け、同日開札する。入札参加資格確認を経て、８月中旬に落札者を決める。
　参加資格は単体か２、３者ＪＶ。単体とＪＶ代表は、２０１０年度以降に延べ２万５０００㎡以上の一般病床を備える病院の新築、または増改築に関する基本・実施設計業務を元請けとして履行した実績など。
　市立病院を商業団地『ＣＯＭ１号館』跡地に移転建て替えして整備する新病院の設計を行う。業務範囲は調査、建築・電気設備・機械設備・昇降機設備・外構工事の基本・実施設計など。予定価格は、９億５７９２万４７００円（税別）。
　新病院は免震構造とし、延べ３万５１００㎡以上の規模を想定している。病床数は３９０床で、集中治療室を除き原則全て個室とする。このほか、３５０台以上駐車可能な立体駐車場、３００台以上駐輪可能な駐輪場なども整備する。
　委託期間は２８年３月１７日を期限とし、事業者提案によって決定する。
　建設地は、船場東１の敷地１万４９７０㎡。用途地域は市街化区域・商業区域で、容積率は６００％、建ぺい率は８０％。新病院の開院は、３１年度中を目標としている。