四電工/JECAフェアに出展/スマートキーボックスを初披露 | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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四電工/JECAフェアに出展/スマートキーボックスを初披露

四電工ブースのイメージ
 四電工は、第73回電設工業展「JECA FAIR2025」に出展する。同フェアは「電設技術が拓く新たな可能性-進み続ける世界と共に」をメインテーマに、大阪市のインテックス大阪で5月28日から30日まで開かれる。主催は日本電設工業協会。
 展示ブースは、建築設備ゾーンと技術開発・事業開発ゾーンで構成する。このうち、技術開発・事業開発ゾーンの「スマートキーボックス」は初出展となる。避難所の鍵を保管する電気錠付きのキーボックスで、緊急時にパソコンやスマートフォンで遠隔開閉できる。災害時に避難所の鍵をすぐに開けたい場合や鍵の保管場所と施設が離れているケースなどに便利な機能となる。ウェブで電子錠や扉の開閉状態、鍵の有無、避難所の利用可否が確認できる。災害時以外でも、予約した施設の鍵を現地で受け取り・返却したい場合にも便利な機能となる。
 会場では、AI(人工知能)現場代理人工数予測システム、IoT(モノのインターネット)センサーシステムなども紹介する。このほか、同社CAD開発部は、フル3次元建築設備CAD「CADEWA Smart V6」や積算拾い見積もりソフト「見積CRAFT DX V3」を出展する。日本設備設計事務所協会連合会との協業商品である建築設備技術計算ソフト「eco労師(エコーろうし)」の新バージョン「2025」も並ぶ。28日には、併設するプレゼンテーションセミナー会場で「CADEWA Smart V6」の注目機能を発表する。