中部電力は7日、岐阜県郡上市で「内ケ谷(うちがたに)水力発電所」の建設に着手した。県が同市大和町内ケ谷に建設中の内ケ谷ダムから放流される維持用水を活用する。設計は同社とシーテック、施工は同ダムの建設を担当する前田建設工業・大日本土木・市川工務店・TSUCHIYAJVが土木建築、シーテックが水圧鉄管を担当する。2027年度に運転開始する予定だ。
発電方式はダム式(維持流量)。有効落差は約34m。最大使用水量は毎秒3.0m3。発電出力は730kWの小水力発電で、年間発電電力量は約450万kW時を見込む。県が管理するダムの維持用水を活用した発電事業では最大規模となる。
同ダムは長良川沿川流域の洪水被害の軽減、亀尾島川の流水の安定化と河川環境の維持・保全、河川維持用水を活用した従属発電を目的に建設する重力式コンクリートダム。堤高84.2m、堤頂長261.5m、堤体積約33万m3、総貯水容量は約1150万m3。
現在はコンクリート打設などを進めている。27年度内の完成を目指す。総事業費は約730億円。
発電方式はダム式(維持流量)。有効落差は約34m。最大使用水量は毎秒3.0m3。発電出力は730kWの小水力発電で、年間発電電力量は約450万kW時を見込む。県が管理するダムの維持用水を活用した発電事業では最大規模となる。
同ダムは長良川沿川流域の洪水被害の軽減、亀尾島川の流水の安定化と河川環境の維持・保全、河川維持用水を活用した従属発電を目的に建設する重力式コンクリートダム。堤高84.2m、堤頂長261.5m、堤体積約33万m3、総貯水容量は約1150万m3。
現在はコンクリート打設などを進めている。27年度内の完成を目指す。総事業費は約730億円。