和歌山市は、「次期ごみ処理施設整備基本設計等業務委託」の一般競争入札を公告した。事前の参加申請は不要。入札書は６月１０日から１２日まで電子入札システムで受け付け、翌１３日に開札する。
　参加資格は「廃棄物」の認定を受け、同市内に本店か営業所がある単体。２０１０年度以降にごみ処理施設整備・運営事業の発注支援業務を履行した実績も求める。
　業務内容は基本設計・発注支援業務、測量業務、生活環境影響調査業務、地質調査業務、土壌汚染調査業務、環境モニタリング調査業務。予定価格は３億３８９２万９０００円（税別）。委託期間は１０１０日。建設候補地は市湊２６７５－４３。
　同市のごみ処理施設「青岸エネルギーセンター」は、老朽化が進んでおり、更新を計画している。「和歌山市ごみ処理施設整備基本計画（案）」によると、新ごみ処理施設の施設規模は、日量３２８ｔ。事業方式はＤＢＯ（設計・建設・運営）方式を想定している。
　事業費は、施設整備費が６１１億５２３０万円（税込み、以下同）で、うちプラント工事が２６４億０３３０万円、土木建築工事が１９５億１６２０万円、造成工事が６６億５５００万円。運営管理費は３２９億０３２０万円。今後は基本設計を２５年度から２７年度途中まで、建設工事を２７年度から３２年度末まで実施する。