「建設業×音楽」自作MVで魅力発信/中堅・若手職員チームが奮闘/砂子組 | 建設通信新聞Digital

6月6日 金曜日

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「建設業×音楽」自作MVで魅力発信/中堅・若手職員チームが奮闘/砂子組

参加した社員のメンバー
「未来へのうた」MV(砂子組公式チャンネル)
 砂子組は、中堅・若手職員7人でチームを組み、同社と建設業の魅力を発信するためのテーマ曲と動画を作成した。音楽と融合させたミュージックビデオ(MV)の映像を通じて、同社のアピールと建設業のイメージ転換を狙う。
 テーマ曲のタイトルは『未来へのうた』で、歌詞のサビでは「夢を抱いて挑む未来への歌 届けたい明日が今より輝くために」と歌い、建設業だけでなく働く人たちの背中を押せるようなメッセージ性を持たせて、次代を担う世代に「かっこいい」映像で伝えている。
 楽曲制作は全て社員が担当した。歌詞はメンバー全員でアイデアを出し合い、作曲は総務部の塩谷岳史さんが担当した。塩谷さんは「バンド経験はあるが、どのような曲調にすべきか腐心しました」と話す。職員が力を合わせ、自社で撮影や編集を含め全て内製化して自主制作しているのが特徴だ。
 参加したメンバーは「楽曲作成、MVも前例がない中でプロジェクトを立ち上げ、このように表舞台に提供できて達成感がある」「建設業らしくない手法で建設業らしさをアピールすることが新鮮で楽しめた」「レコーディングは良い経験になった。入社したい人が一人でも増えれば」と振り返る。
 地域建設業の担い手不足が顕著となる中で、建設業ではあまり例がないMV作成などのアイデアを活用して魅力を発信し、同社と建設業への親しみやすさをPRするのが狙いだ。「さまざまな媒体で展開し、社内外問わず広く知られ、愛される曲と映像になれば」と新たなプロジェクトでアピールする。
 5月26日から同社のホームページやSNS(交流サイト)などで公開している。