本場は7月4日から入札書/青果棟など増築設計2件/名古屋市の中央卸売市場 | 建設通信新聞Digital

6月18日 水曜日

中部・北陸

本場は7月4日から入札書/青果棟など増築設計2件/名古屋市の中央卸売市場

 名古屋市経済局は、市中央卸売市場本場の施設保全と本場・北部市場の機能向上整備を検討している。3月にまとめた本場保全計画と本場・北部市場の機能向上整備基本計画によると、既存施設の改修や施設の有蓋化、温度管理施設の整備などに取り組む。
 16日には、「(総合評価)中央卸売市場本場青果棟等増築その他設計委託」「(同)同市場北部市場青果棟等増築その他設計委託」の総合評価(事後確認)一般競争入札2件を公告した。本場は7月4日から7日まで入札書を受け付け、15日に開札する。北部市場は同月11日から14日まで受け付け、23日に開札する。予定価格は本場が8078万5000円(税別、以下同)、北部市場が4643万円。
 参加資格はいずれも「建築設計・監理」の認定を受け、「設計」を選択していることなど。概要は青果棟、水産棟増築の実施設計など。履行期間は2026年3月13日まで。
 本場の所在地は、熱田区川並町2-22の敷地17万2032㎡。既存施設の総延べ床面積は22万8862㎡。
 北部市場の所在地は、愛知県豊山町大字豊場字八反107の敷地12万6880㎡。総延べ床面積は17万3406㎡。
 このほか、各施設の有蓋化の設計業務を6月中に公告する予定だ。整備手法は従来方式で、26年度の着工を想定している。