岐阜市は２４日、「（仮称）岐阜薬科大学学舎建設工事」の一般競争入札を公告した。ＤＢ（設計施工一括）方式で総合評価方式を適用する。参加申請書を７月１７日まで受け付ける。同月２９日から８月１８日までＶＥ提案を受け付け、１０月中旬のプレゼンテーション・ヒアリング審査を経て２７日に開札する。予定価格は１０５億９９９４万３２００円（税込み）。
　参加資格は、単体か２－４社ＪＶ。２社ＪＶは工事業者２社、３社ＪＶは工事業者３社か工事業者２社と設計業者１社、４社ＪＶは工事業者３社と設計業者１社の構成とする。単体は建築一式工事１６００点以上で建築士事務所の登録があることなど、ＪＶ代表は同１３００点以上、設計業者と設計業者が構成員にいないＪＶのＪＶ代表には建築士事務所の登録を求める。
　概要は、ＲＣ造４階建て延べ１万４２８６㎡の校舎棟の整備など。基本設計は久米設計・ほとり建築事務所ＪＶが担当した。
　工期は２０２８年１２月１２日まで。工事場所は大学西１－３５－１ほかの敷地１万９４６４㎡。
　老朽化や狭あい化などの課題がある同大学三田洞キャンパス（三田洞東）を本部キャンパス（大学西）の近接地に移転新築する。２９年４月１日の供用を目指す。