蒲郡市/今秋に基本計画/みらいキャンバスを検討 | 建設通信新聞Digital

8月7日 木曜日

中部・北陸

蒲郡市/今秋に基本計画/みらいキャンバスを検討

 愛知県蒲郡市は、JR東海道本線蒲郡駅近くに市民活動拠点となる、みらいキャンバスの整備を検討している。市民意見を募り、今秋ごろに基本計画をまとめる予定だ。基本計画等策定支援業務はシアターワークショップが担当している。
 5月に実施したサウンディング (対話)型市場調査では、設計企業5社、 建設企業9社、維持管理企業3社、運営企業8社の計25社と対話した。
 最も適正な事業手法には、DBO(設計・建設・運営)方式が挙がり、次いでDO(設計・運営)方式とPFI方式が多かった。
 みらいキャンバスは、市民会館が持つホール機能と図書館機能、中央公民館を含む生涯学習センター機能の三つを核とする。基本構想によると、総延べ床面積は約1万5000㎡。建設予定地は宝町の一部1万4869㎡以上としている。
 ホール機能としてメインホール(観客席約1000席)と多目的ホールを備え、観客席の合計は約1200席を見込む。延べ床面積は約4650㎡を検討する。図書館は同約3000㎡、生涯学習センターは同約900㎡を想定している。
 2026年度以降の設計、28年度以降の着工、31年度までの完成を目指す。