蒲郡市/整備費187億円を想定/みらいキャンバス計画案 | 建設通信新聞Digital

9月3日 水曜日

中部・北陸

蒲郡市/整備費187億円を想定/みらいキャンバス計画案

 愛知県蒲郡市は、がまごおり「みらいキャンバス」基本計画案をまとめた。市民活動拠点を整備する。事業手法はDBO(設計・建設・運営)方式を採用し、整備費は調査・設計・工事監理費10億1000万円と建設工事費177億3000万円の計187億4000万円を想定する。
 規模は延べ1万3950㎡を見込む。図書館、ホール、共創・生涯学習、こども・子育ての4機能を備え、憩いつながる場、知の拠点、発信・表現の場の3エリアで構成する。建設地はJR東海道本線蒲郡駅近くの宝町の敷地約1万4600㎡。
 このうちホールは、メインホール(席数約800席)、多目的ホール(同約200席)を基本条件とし、延べ床面積は4510㎡。図書館の収容能力は約25万冊とし、延べ床面積は2260㎡とした。
 30日まで市民意見を受け付ける。市は、2026年度にDBO事業者の選定に着手し、27年度内に決める。28年度までに設計、31年度までに建設を終え、同年度内の開館を目指す。