大阪府枚方市は、2026年に禁野小学校の新校舎が開校することを踏まえ、現校舎(旧中宮北小学校)跡地の活用方針案をまとめた。枚方消防署の移転建て替えや児童相談所・一時保護所の設置などを検討している。今後は同年8月の新校舎供用開始後、速やかに事業に着手できるよう早期の基本計画策定を目指す。事業スケジュールは未定。
対象地の面積は、約1万7000㎡。用途地域は第1種中高層住居専用地域で、建ぺい率は60%、容積率は200%。所在地は中宮北町4-1。
現行の消防体制を維持できる立地であり、新庁舎整備に必要な建築面積を確保できることから、老朽化が著しい枚方消防署(大垣内町2)の移転先候補としている。
新消防署には庁舎・車庫機能のほか、はしご車接棟訓練スペースといった訓練施設、台風・地震体験コーナーなど防災意識向上につながる市民体験スペースを設ける計画。規模は4階建てを想定し、整備に必要な面積は最低3500㎡と設定した。
また、庁舎に隣接する敷地約1000㎡を防災倉庫用地・災害時の物資集積拠点用地に充てることや、既存体育館を災害発生時の一時的な避難場所として活用することも検討している。
跡地が市の中心部に位置し、市域全体からのアクセス性が高く、警察など関係機関との連携が取りやすい立地である点を生かし、児童相談所と一時保護施設も設置する方針だ。現在、庁内で施設理念や整備方針を定める基本計画の策定を進めており、25年度内に完成する見込み。
このほか、民設民営により、近隣小学校を対象とした水泳授業を実施できるプールを整備することも視野に入れており、24年に行った民間活力の活用による水泳授業実施に向けたサウンディング調査に参加した事業者と対話を継続している。
禁野小学校は、22年度に旧中宮小の敷地と校舎を活用し、同校と旧高陵小の統合校として創設した。建設地は高陵小跡地(御殿山南町2-2)で、規模はRC一部S造3階建て延べ約8000㎡。設計施工は前田組・浦辺設計JVが担当し、26年7月に完成する予定だ。
対象地の面積は、約1万7000㎡。用途地域は第1種中高層住居専用地域で、建ぺい率は60%、容積率は200%。所在地は中宮北町4-1。
現行の消防体制を維持できる立地であり、新庁舎整備に必要な建築面積を確保できることから、老朽化が著しい枚方消防署(大垣内町2)の移転先候補としている。
新消防署には庁舎・車庫機能のほか、はしご車接棟訓練スペースといった訓練施設、台風・地震体験コーナーなど防災意識向上につながる市民体験スペースを設ける計画。規模は4階建てを想定し、整備に必要な面積は最低3500㎡と設定した。
また、庁舎に隣接する敷地約1000㎡を防災倉庫用地・災害時の物資集積拠点用地に充てることや、既存体育館を災害発生時の一時的な避難場所として活用することも検討している。
跡地が市の中心部に位置し、市域全体からのアクセス性が高く、警察など関係機関との連携が取りやすい立地である点を生かし、児童相談所と一時保護施設も設置する方針だ。現在、庁内で施設理念や整備方針を定める基本計画の策定を進めており、25年度内に完成する見込み。
このほか、民設民営により、近隣小学校を対象とした水泳授業を実施できるプールを整備することも視野に入れており、24年に行った民間活力の活用による水泳授業実施に向けたサウンディング調査に参加した事業者と対話を継続している。
禁野小学校は、22年度に旧中宮小の敷地と校舎を活用し、同校と旧高陵小の統合校として創設した。建設地は高陵小跡地(御殿山南町2-2)で、規模はRC一部S造3階建て延べ約8000㎡。設計施工は前田組・浦辺設計JVが担当し、26年7月に完成する予定だ。