川崎市は、小田急小田原線・多摩線新百合ヶ丘駅北側地区のまちづくり基本方針案をまとめた。駅北側に点在する麻生区役所など複数の公共施設をシビックゾーンに再編整備して官民敷地を大街区化し、駅前には商業機能などを誘導するとともに、新たな交通広場を整備する。駅周辺に歩行者デッキを整備するなど歩行空間の構築も目指す。基本方針は、パブリックコメント手続きを経て2025年度末に策定し、26年度から公共施設建て替えに向けた基本計画検討に着手する。27年度末までに計画をまとめ、28年度の事業開始を目指す。
案によると、築後40年以上が経過する公共施設を再編整備し敷地を大街区化することで、道路の付け替えや交通広場の整備など、交通機能の拡充を進める方針だ。再編により生まれた駅前空間には商業機能を中心に複合的な機能を誘導する。
再編整備の拠点となるシビックゾーンは、第一次緊急輸送道路となる世田谷野田線に接し、万福寺ふるさと緑地、川崎市アートセンターとの連携強化が期待されるエリアを選定した。建て替え対象施設の複合化を視野に、まちの魅力向上につながる麻生区のシンボルとなる施設計画を検討する。
交通広場は、交通需要に応じて現在の規模(面積約1400㎡)を拡大する必要があるため、駅北側に移転整備する。現在の南口駅前広場のバス路線約4割相当(12路線)を移転することを目指し、具体的な整備位置や規模を検討する。駅周辺と世田谷野田線を結ぶ高規格道路も新たに整備する。
再編対象となる公共施設は、▽1982年竣工の麻生区役所(SRC造4階建て延べ7890㎡)▽85年竣工の麻生市民館・図書館(RC造地下1階地上3階建て延べ6984㎡)▽85年竣工の麻生消防署(RC造3階建て延べ1517㎡)▽84年竣工の麻生休日急患診療所(RC造3階建て延べ695㎡)--の4施設。駅北側の万福寺王禅寺線や世田谷野田線に囲まれたエリアに点在している。
案によると、築後40年以上が経過する公共施設を再編整備し敷地を大街区化することで、道路の付け替えや交通広場の整備など、交通機能の拡充を進める方針だ。再編により生まれた駅前空間には商業機能を中心に複合的な機能を誘導する。
再編整備の拠点となるシビックゾーンは、第一次緊急輸送道路となる世田谷野田線に接し、万福寺ふるさと緑地、川崎市アートセンターとの連携強化が期待されるエリアを選定した。建て替え対象施設の複合化を視野に、まちの魅力向上につながる麻生区のシンボルとなる施設計画を検討する。
交通広場は、交通需要に応じて現在の規模(面積約1400㎡)を拡大する必要があるため、駅北側に移転整備する。現在の南口駅前広場のバス路線約4割相当(12路線)を移転することを目指し、具体的な整備位置や規模を検討する。駅周辺と世田谷野田線を結ぶ高規格道路も新たに整備する。
再編対象となる公共施設は、▽1982年竣工の麻生区役所(SRC造4階建て延べ7890㎡)▽85年竣工の麻生市民館・図書館(RC造地下1階地上3階建て延べ6984㎡)▽85年竣工の麻生消防署(RC造3階建て延べ1517㎡)▽84年竣工の麻生休日急患診療所(RC造3階建て延べ695㎡)--の4施設。駅北側の万福寺王禅寺線や世田谷野田線に囲まれたエリアに点在している。











