北海道開発局室蘭開発建設部は１４日、ＷＴＯ対象の苫小牧港東港区周文ふ頭岸壁建設工事を公告する。申請書を４月９日まで受け付ける。６月１３日に開札する。施工体制確認型総合評価落札方式（技術提案評価型Ｓ型）の試行工事となる。
　参加条件は「一般土木」の単体か特定ＪＶ。経営事項評価点数が単体とＪＶ代表者が１２００点以上、ＪＶその他構成員が１０００点以上であること。
　２００８年度以降、単体とＪＶ代表者が「港湾、空港、漁港の海上施工によるサンドコンパクションパイル」、ＪＶその他構成員が「港湾、空港、漁港の海上施工による地盤改良（床掘は除く）」の元請け施工実績を求める。
　工事概要は、周文ふ頭１号岸壁の海上地盤改良工２１２ｍ（サンドコンパクションパイル）１３４７本、径２０００mm、改良長１３.２ｍ、締め固め用砂８万０９４５m3（割り増し含む）、浚渫工（盛り上り土撤去）２０００m3。
　使用する主な資機材はサンドコンパクション船、グラブ浚渫船、砂。工期は２５年１月３１日まで。工事場所は厚真町。