浜松市は２６日、ＷＴＯ対象となる「浜松市立小中学校特別教室空調整備事業」の一般競争入札を公告した。ＰＦＩのＢＴＯ（建設・譲渡・運営）方式を導入する。
　２９日まで希望者を募り、４月８日に入札説明書などに関する説明会、１５－１６日に現地見学会を開く。参加表明書などは６月２４日から２８日まで受け付ける。
　９月中旬のヒアリング審査などを経て、同下旬に落札者を決定する。１０月上旬に基本協定、１２月に契約を結ぶ。契約上限額は８１億２１３９万円（税別）。
　参加形態は設計、施工、工事監理、維持管理などの各業務を担う企業で構成するグループ。設計企業と工事監理企業は建築関係コンサルタント、施工企業は管工事または電気工事の登録などを求める。
　概要は、市内の小学校８３校４１４室、中学校４３校３６０室、小中一貫校３校２４室で新たに整備する空調設備の設計、施工、工事監理、市に対する所有権の移転、維持管理など。
　事業期間は３９年３月３１日までの約１４年間。