岡山県に新たなサッカースタジアムの整備を検討する「フットボールスタジアム検討協議会」の会合が開かれ、県が「まちなか型」「郊外型」「スポーツパーク型」「現施設改修型」の新設、改修4つの方向性を示した。今後も同協議会で場所や規模、コスト、建設・運営主体など関係する項目を検討・整理し、実現可能性などをまとめた上で県に提案する。
県が示した方向性は、全国の代表的なスタジアムの事例を踏まえて、中心市街地の象徴として賑わいを創出する「まちなか型」、郊外に複合施設などと一体的に整備する「郊外型」、既存スポーツ施設に隣接して整備する「スポーツパーク型」、既存のJFE晴れの国スタジアムを改修する「現改修型」。今後の会合で候補地に関する議論を深める。
新スタジアム整備を巡っては、サッカーJ1ファジアーノ岡山のサポーター有志でつくる「新スタジアムの整備を推進する会」による署名活動の成果を踏まえた陳情を県議会に提出し、昨年末には同会の代表らが伊原木隆太知事を訪問した。その後、知事がスタジアム整備について話し合う協議体を設置する意向を示し、26年度予算に調査・検討費を計上した。
これを受け、「サッカースタジアム調査および検討支援業務」を東畑建築事務所・デロイトトーマツJVに委託した。同業務では、収容人数2万ー2万5000人を目安に新設の場合の複数の候補地、既存のJFE晴れの国スタジアムの座席増設、Jリーグスタジアム基準に基づく屋根カバー率やトイレ設置数量などへの改修に関する課題と実現可能性を調査する。また、想定される収容人数の適正規模と計画地で整備可能な最大規模の検討やJ1リーグのスタジアム基準に基づいた場合の仮想候補地で想定される整備費用、整備手法なども検討する。
検討協議会は、池田直寛岡山県サッカー協会会長ら10人で構成。4月には初会合を開き、議論を進めてきた。
