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【建築Symposion】公共空間の禁止事項を逆手に提案 独仏の建築家3人がトークイベント

最終更新 | 2017/09/01 15:02

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京都芸術センターで開かれたトークイベント。左からハイムバッハ氏、バラ氏、プファイファー氏

 京都市の京都芸術センターで8月29日、独仏の若手建築家3人を招いてのトークイベントが行われた。3日まで同センターで開催している「建築Symposion-日独仏の若手建築家による-『かげろう集落~日独仏の建築家が提案する小さな公共空間群』」の一環。
 イベントに出席した建築家は、ルードヴィヒ・ハイムバッハ氏(ドイツ)、スヴェン・プファイファー氏(同)、セバスチャン・マルティネス・バラ氏(フランス)の3人。それぞれが作成した展示作品について説明したほか、参加者からの質問に答えた。
 ハイムバッハ氏は、作品「形のない悦楽のフロート」について「日本の公共空間にたくさんある禁止事項を作品のヒントにした。日本では公共の場でキスしたり鳥に餌をやったりすることが禁じられているが、この2つの行為に着目し、パビリオンの中で体験できることをイメージした」と話した。
 続いて、プファイファー氏が「危ない遊び場」について語った。同氏は「公共空間では危険な遊びが禁止され、リスクが排除されている。この作品は登ったりひっくり返すこともでき、子どもたちのアクティビティーや学びを促進し、さまざまな用途に使えるものにした」と述べた。
 最後に、バラ氏が「フォリー、ウェルカミング・ルーフ」について「日本の建築物や京都の街並みを観察し、屋根をつくること、環境をつくり出すこと、太陽と戯れることの3点に気をつけた。ヨーロッパの屋根は構造が複雑ではないので、京都の屋根を見て興味深く感じた」と話した。
 展覧会の主催は京都市、京都芸術センターなど。日本、ドイツ、フランスの先鋭の若手建築家6組による仮設空間を展示している。五十嵐太郎東北大大学院教授が監修。

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