【理解促進へ】新潟建協、インターネット活用した戦略的・積極的な広報活動を開始! | 建設通信新聞Digital

5月9日 木曜日

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【理解促進へ】新潟建協、インターネット活用した戦略的・積極的な広報活動を開始!

 新潟県建設業協会(植木義明会長)は、建設産業団体で全国初となる、ポータルサイトの検索エンジンとランディングページ(建設業を紹介するホームページ)を連動させた取り組みを今秋から開始する。一般に普及しているインターネットというツールを活用しながら、戦略的かつ積極的な広報活動を展開することで、担い手の確保・育成を着実に推進する。 今回の取り組みは、同協会が制作したPR用アニメCMで培ってきた業界への“興味喚起”を、ポータルサイトとランディングページを使って“理解促進”につなげるのが狙い。
 ランディングページも自主制作で、現場作業をまとめた1分間の動画や技術者インタビューのほか、県民生活を支える社会資本の役割とその整備・維持管理、災害対応に尽力する建設業を紹介するコーナーなどで構成している。
 ポータルサイトとの連動策として、グーグルやヤフーのサーチ、ディスプレー広告を利用する。サーチ広告は検索エンジンで「建設」などのキーワードを入力すると、検索結果の上位にランディングページが表示される。
 一方、ディスプレー広告は新潟県全域と近県の工業系大学周辺エリアの高校生や大学生らが検索を始める(検索用語は問わない)と、自動的にランディングページが案内される。
 ともに9-10月をめどに開始する方針だ。
 実施期間は30日を予定している。1日当たりの広告費用は5000円を見込んでいる。

YOUTUBEで公開しているPR用アニメCMの第2弾より

 新潟建協は戦略的広報の一環として、2016年7月から動画共有サイト「YouTube(ユーチューブ)」でPR用アニメCMを配信。再生回数は全2弾で約43万回に達し、予想以上の効果をもたらした。ただ、アニメCM終了後にランディングページを設置したが、移行実績が芳しくなかったことから、検索エンジンとの連動に踏み切った。
 アニメCMの第2弾(自分キラキラ建設女子編)は、反響の大きさから配信期間を約90日延長する。配信対象はディスプレー広告と同様に設定している。
 また、会員企業の社員を対象としたラジオインタビューも継続する。過去2年は若手に絞ったが、17年度は中堅にまで裾野を広げる。番組タイトルは「新潟を支える守り人たち」。全26回を予定しており、第1回は10月2日に放送する。
 放送局はFM-NIIGATA。放送時間は毎週月曜日の午後6時2分から9分まで。放送終了後にはユーチューブでインタビューの様子を配信する。

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