【21人が技術・技能を取得】新潟県建設業協会「2020年度土木・建設基礎訓練コース」が開講 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【21人が技術・技能を取得】新潟県建設業協会「2020年度土木・建設基礎訓練コース」が開講

 新潟県建設業協会(植木義明会長)が取り組む「2020年度土木・建設基礎訓練コース」が18日、新潟市の新潟県立新潟テクノスクールで開講した。会員企業の新規入職者を対象とした実践的な講習で、建設従事者に求められる基礎的な技術、技能の習得を目指す。
 開講式であいさつした新潟建協の岡村幸弘常務理事は体調管理などの注意を呼び掛けた上で、「しっかりと資格を取得して修了式を迎えてほしい」と話した。その後、受講生はオリエンテーションへと移った。
 今回は13社から21人が参加。女性1人のほか、初の外国人となるベトナム人1人も参加している。訓練期間は6月19日までの5週間。カリキュラムとして玉掛け、小型移動式クレーン、小型車両系建設機械(整地)、高所作業車、締め固め用機械(ローラー)、アーク溶接、足場の組み立てなどのほか、安全衛生教育では新たに刈払機取扱作業者の講習も予定している。
 新潟テクノスクールのほか、新潟県とキャタピラー教習所新潟教習センターが協力する。
 土木・建設基礎訓練コースは、行政機関の助成金を活用し、17年度から実施している。
 受講生21人の所属企業は次のとおり。
 ▽横井組▽新和組▽高橋土建▽尾野間組▽五十嵐建設▽レックス▽藤田組(2人)▽松井組(2人)▽北越トラスト(2人)▽伊米ヶ崎建設▽高橋工務所(2人)▽植木組▽笠原建設(5人)

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