立石駅北口地区市街地再開発組合は、東京都葛飾区で計画する「立石駅北口地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事」の西・東街区の建築プランをまとめた。2025年11月の着工、30年3月の完成を目指す。
西街区の建物規模は、RC一部S造地下2階地上36階建て塔屋3層延べ8万2391㎡。高さ124mで、現場造成杭を採用する。用途は共同住宅、店舗、集会所、自動車車庫、自転車駐車場。建設地は立石4-1000の敷地7125㎡。4824㎡を建築面積に充てる。
東街区の建物規模は、RC一部S造地下3階地上14階建て塔屋1層延べ4万1485㎡。高さ74mで、既製コンクリート杭を採用する。用途は事務所(庁舎)、店舗、保育所、巡査派出所、自動車車庫、自転車駐車場。建設地は立石7-1000の敷地4658㎡。3240㎡を建築面積に充てる。
用途地域はともに商業地域。
再開発組合は工事費を924億6400万円と想定。特定業務代行者は鹿島・三井住友建設JV。参加組合員として、東京建物、旭化成不動産レジデンス、首都圏不燃建築公社が参画している。全体の基本設計は日本設計が担当した。実施設計は東棟を日本設計、西棟を三井住友建設、広場・道路などの公共部分はトーニチコンサルタントが担当している。