建設通信新聞

書籍案内
お申し込み ログイン
ヘッドライン
新着ニュース
  • 新着ニュース
    • 行政
    • 企業
    • 団体
    • 人事・訃報
    • インタビュー
    • その他
    • 北海道・東北
    • 関東・甲信越
    • 中部・北陸
    • 関西
    • 中国・四国・九州
    • 全国・海外
  • WEB刊
  • 動画 NEWS
購読お申し込み 書籍案内
    ホーム > WEB刊 > B・C・I 未来図 > 【多様に広がる建設ICT活用⑨】カテンダ 正しい情報をストレスなく共有
B・C・I 未来図

【多様に広がる建設ICT活用⑨】カテンダ 正しい情報をストレスなく共有

最終更新 | 2024/12/05 15:05

Facebookでシェアする
文字サイズ

次のステップは「openBIM」

 「BIMの次のステップ」と題して、日本のBIM導入企業が進むべき道筋をわかりやすく解説するのは、今年8月に日本法人を開設したBIMプラットフォームベンダーのカテンダ(本社・ノルウェー)でマーケティングマネージャーを務める平野雅之氏だ。10月末に開かれたBIMイベント「Archi Future2024」の同社テクニカルセッションで、会場を埋め尽くす来場者を前に「BIMの中にある情報を有効活用するための最適解を見つけてほしい」と呼び掛けた。BIM導入企業はどこに向かうべきか。平野氏のセッションをまとめた。

平野氏

 同社は、世界各国で年間5000件超の建設プロジェクトに導入されているクラウドプラットフォーム『Catenda Hub』を提供している。国土交通省がBIM確認申請への導入に舵を切るなど、IFCデータ連携によって特定ソフトのフォーマットに依存しない「openBIM」の流れが注目され始めるタイミングに、日本での活動拠点を構えた。そのお披露目もかねてArchi Futureへの参加を決めた。

 平野氏は「BIMはデータベースであり、その中にある情報を関係者同士でシェアすることが本来のBIMの姿」と定義する。大手のゼネコンや設計事務所が社を挙げてBIM導入に舵を切り、中小規模の企業にも導入の流れが広がろうとしている。「どの企業も導入当初はモデル作成に注力し、次にはモデルの中に情報を蓄積する段階に入り、そして情報を円滑に使うためのプロセス構築を進める」とBIM導入のステップを説明する。

 プロセス構築の理由は「プロジェクト関係者で共同作業を進める」ためであり、それには「標準化された枠組みに基づいて、プロセスを整えることが何よりも重要」と強調する。つまり、BIMの国際規格ISO19650に準拠したプロセスを基盤にデータの流れ方を組むことが「日本でも注目されるようになったopenBIMの考え方」と訴える。

 プロジェクト関係者は多岐にわたる。特定のソフトに限定することで情報共有は閉ざされ、そのデータ形式に合わせるための手間も時間も発生してしまう。各ソフトのデータを中間ファイル形式のIFCデータに統一することで、誰もが円滑につながることのできるオープンな環境が実現する。「それがCDE(共通データ環境)であり、それによって関係者がデータをリアルタイムに共有するBIMコミュニケーションの場ができあがる」と強調する。

CDEによるBIMコミュニケーション


 BIMを本格導入する企業では、担当者が複数のプロジェクトを同時並行で管理している。従来のように電子メールで各プロジェクトの関係者と連絡を取り合うことには限界がある。これまでのようにパソコンの中にあるデータをその都度、アップロードする情報共有の進め方も同様だ。1つのプラットフォーム上に関係者が自由にアクセスできることで、情報共有の円滑な流れが実現する。

 大切なのは「常に正しい情報に対して関係者がストレスなく自由にアクセスできることであり、しかもその枠組みが国際標準に準拠した枠組みであることも重要なポイント」と訴える。欧州を中心に海外のBIMプロジェクトでは、CDEプラットフォームを基盤に関係者が情報を共有している。「BIMの中にある情報を円滑に管理するCDEの構築こそが、次のBIMのステップになる。まさにopenBIMの時代が到来しようとしている」

 Catenda Hubは、日本国内の販売代理店として2023年からグローバルBIM(東京都港区)が自社のBIMコンサルティングに合わせて日本企業への提案を進めており、導入企業を急速に増やしている。既に全体の17%を日本企業が占めており、日本法人の設立によってさらなる導入拡大に弾みをつける。平野氏は「Catenda Hubがプロジェクト単位で契約することから、アクセスする関係者が何人であっても費用は変わらない。多くの関係者に体感してもらい、日本にopenBIMの流れを定着していきたい」と力を込める。

カテンダのテクニカルセッションは来場者が埋め尽くした



【B・C・I 未来図】ほかの記事はこちらから



建設通信新聞電子版購読をご希望の方はこちら

  • #BIM
  • #ICT
  • #企業
B・C・I 未来図 建設通信新聞購読お申し込み

関連記事

  • 【BIM未来図】Catenda Hub(下) 施設管理プラットフォームにも活用/…

    最終更新 | 2024-10-22 12:03

  • 【フラットに道路の未来語る】建コン協若手の会がオンライン開催 国交省職員と意見交…

    最終更新 | 2020-08-07 13:55

  • 【BIM未来図】Catenda Hub(上) openBIM時代を先導する/日本…

    最終更新 | 2024-10-22 11:47

  • 【BIM未来図】Catenda Hub(中) コミュニケーションの仕方が変わる/…

    最終更新 | 2024-10-22 11:58

  • 【BIM/CIM2024④】ONESTRUCTION オープンBIM普及の架け橋…

    最終更新 | 2024-11-05 10:41

記事フリーワード検索

建設専門紙がつくる
工事データベース
建設工事の動きのロゴ
紙面ビューワ

本日の紙面

2026/03/16
key

3/11 更新!

  • 新聞の画像
    建設通信新聞
    月刊建設工事の動き
    見本請求
  • DIGITAL会員登録
    購読のお申し込み
  • 連載記事
  • 広告のご案内
  • リリースはこちら

公式SNS

アクセスランキング

  • ゼネコン/高水準維持も早期化の負担大/2年で1000人増

    掲載日|2026/03/07
  • 【消防庁舎を移転新築】大阪・池田市/計画短期方針に盛り込む

    掲載日|2026/03/09
  • 【ともに2万㎡、7月着工】江東区塩浜と千石にDC

    掲載日|2026/02/12
  • 【国内最大のウエーブプール】千葉・流山市で29年夏オープン、…

    掲載日|2025/08/22
  • 【霞が関・虎ノ門地区開発】A地区15.1万平米、B地区は26…

    掲載日|2026/03/11
  • 会社概要
  • サイトマップ
  • サイトポリシー
  • 特定商取引法表記
  • 個人情報保護
  • 行動計画
  • お問い合わせ
Copyright ©2012-2026
The Kensetsutsushin Shimbun Corporation.