関東地方整備局荒川調節池工事事務所は14日、工事で使用しているBIM/CIMモデルを基に、子どもたちに人気のゲーム「マインクラフト」のワールドデータを作成し、ホームページでの公開を始めた(https://www.ktr.mlit.go.jp/araike/kensetsudx/bimcim_katsuyou.htm)。流域住民に事業への関心を持ってもらうと同時に、学習教材の一つとして3Dモデルを活用してもらうのが狙い。
マインクラフトは、プレーヤーが自由な発想でゲーム内の空間を探索し、建築、冒険、探検などを楽しむことができるゲームで、世界中で人気を博している。
今回、既にホームページで公開中の3次元の設計成果をゲーム用に変換。第1弾は、荒川第二調節池のデータを公開した。今後、さいたま市など地元自治体と連携し、公開範囲の拡大や洪水調節効果の見える化に向けた活用を検討する。
さいたま市では、市内在住・在学の小学生から中学生を対象に、3D都市モデルを活用した「さいたまマインクラフトワールドデータ」(https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/saitama-minecraft)を公開しており、市のホームページからも荒川第二調節池のデータを取得できる。