【大学など研究機関を対象に新技術を公募!】省エネ、CO2削減、DX推進をテーマに 関東整備局 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【大学など研究機関を対象に新技術を公募!】省エネ、CO2削減、DX推進をテーマに 関東整備局

道路を活用した発電技術の研究

 関東地方整備局は、現場で解決したい課題(ニーズ)に対して解決できる新たな技術(シーズ)を求めるマッチングを大学などの研究機関を対象に実施する。2021年度の技術テーマを「インフラサービスにおける省エネ推進・二酸化炭素削減に寄与する研究」「DX推進による、道路・河川のインフラサービスの高度化・生産性向上に関する研究」とした。10日から10月15日まで応募を受け付ける。

 1件当たり各年度500万円を上限に4件程度を選ぶ。10月下旬にマッチングイベント(シーズ側からの研究概要発表、個別面談)を開く予定だ。11月中・下旬の採択決定を目指す。研究期間は1-3年間。成果は年度ごとにまとめ、公表する。

 産学の先端的技術を積極的に活用し、技術研究開発を促進する。大学など研究機関が持つ課題解決に役立つ技術シーズを募集し、技術分野や課題ごとに技術研究開発体制を構築する。

 応募資格は、大学・高等専門学校などで技術開発・研究に従事する個人・組織など。公募資料は同局ホームページ(※詳細はこちらをクリック)からダウンロードできる。

 技術テーマ別の研究例は次のとおり。
 〈インフラサービスにおける省エネ推進・二酸化炭素削減に寄与する研究〉
 ▽グリーン社会実現に向けた環境負荷低減の技術研究▽新たな道路照明技術の開発研究▽道路・河川管理に必要な電力の再生エネルギー導入研究▽気候変動リスクの高まりを踏まえた二酸化炭素削減に寄与する研究。
 〈DX推進による、道路・河川のインフラサービスの高度化・生産性向上に関する研究〉
 ▽各種計測データ、画像データ類の利活用による道路・河川インフラデータの提供手法検討▽点検データや画像データなどの利活用による損傷・異常発生個所や変状の予測、早期発見、早期処理が可能となる手法検討▽データ連携、画像処理技術、センサー技術、遠隔化技術などの活用による生産性向上に寄与する研究。



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