【25年度に実施設計着手】竹島ふ頭と周辺道路の空間整備/東港地区開発/愛知・蒲郡市 | 建設通信新聞Digital

5月2日 金曜日

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【25年度に実施設計着手】竹島ふ頭と周辺道路の空間整備/東港地区開発/愛知・蒲郡市

完成イメージ


 愛知県蒲郡市は、JR蒲郡駅周辺の市街地、竹島ふ頭や竹島ベイパークなどの埋立地、竹島周辺で構成する東港地区の開発を検討している。2025年度は、竹島ふ頭と周辺道路の空間整備に向けた実施設計に着手する。25年度早期に指名競争入札で委託先を決める方針だ。25年度予算案には、事業費5160万円を新規計上した。

 竹島ふ頭には、全天候型広場や緑地空間、プロムナード空間を整備するほか、みなと緑地PPP(港湾環境整備計画制度)を活用して小店舗が並ぶエリアを設ける。港の機能と暮らしのウェルビーイング(幸福と健康)、特別な日の利活用が共存する空間を目指す。事業範囲は2.6ha。

 東港地区内にある埋立地は、竹島水族館や市博物館など市内の主要観光地と隣接しているものの、土地利用が進んでいない。このため、市民や事業者などによる公共空間を主体的に活用したまちづくりを支援し、活力やにぎわいのあるまちを目指す。

 現在、E-DESIGNが代表を務める蒲郡東港パートナーズJVが土地利用計画案をまとめている。25年度内に成案化する予定だ。

 

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